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「地震に強い家」を探していると、必ずと言っていいほど候補に挙がるのが、積水ハウス・ヘーベルハウス・ダイワハウスの3社です。
住宅展示場を回ってみても、どの営業担当も「うちの性能が一番です」とアピールするため、「結局、自分たちにはどこが合っているのだろう」と迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
実は、同じ鉄骨住宅であっても、3社の「設計思想」と「お金のかかり方」は正反対と言えるほど異なります。ここを知らずに雰囲気だけで決めてしまうと、住み始めてから「維持費が高い」「冬が意外と寒い」といった後悔につながりかねません。
この記事では、カタログに載っている性能の数値だけでなく、実際に契約される価格帯や、30年後まで見据えたメンテナンス費用まで含めて比較・解説します。
- ダイン・ALC・XevoΣといった外壁ごとの特徴と強み
- 「鉄骨は寒い」という弱点を補う各社の断熱の工夫
- 保証期間の数字だけではわからない将来のトータルコスト
最後まで読んでいただければ、デザインを重視するなら「積水」、安心感を求めるなら「ヘーベル」、広々とした空間とコスパなら「ダイワ」というように、あなたに最適な1社が明確に決まります。
優先順位が決まれば、選ぶべき1社は自然と見えてくる

「結局、どのメーカーが一番いいの?」という疑問の答えは、あなたが「家づくりで何を最優先したいか」によって変わります。
3社とも耐震性や住宅性能はトップクラスですが、得意とする分野やコストのかかり方はまったく異なります。まずは以下の比較表で、それぞれの特徴と立ち位置を把握しておきましょう。
| 項目 | 積水ハウス | ヘーベルハウス | ダイワハウス |
| 推奨タイプ | 予算度外視で理想を実現 | 災害・メンテの不安ゼロ | 空間とコストのバランス |
| 構造 | 鉄骨・木造(選択可) | 重量鉄骨 | 鉄骨・木造・RC |
| 主力外壁 | ダインコンクリート | ALCコンクリート | xevoΣ(外張り断熱) |
| 坪単価目安 | 120〜150万円 | 122〜130万円 | 90〜148万円 |
| 保証・点検 | 初期30年+永年保証 | 初期30年+60年無料点検 | 初期30年+延長保証 |
※坪単価は建物本体価格の目安です。
予算をかけてでも「理想のデザインと自由度」を叶えるなら積水ハウス
予算に余裕があり、「誰に見せても恥ずかしくない、こだわりの家」を建てたいなら積水ハウスが最適です。
業界No.1の実績とブランド力があり、他社には真似できない重厚感のあるデザインや、自由度の高い設計が叶います。
外観デザインを重視したい人
最高級外壁「ダインコンクリート」ならではの彫りの深さと重厚感があり、一目で「良い家」だとわかる存在感を放ちます。
間取りの自由度を求めたい人
設計の対応力が非常に高く、要望に合わせたフルオーダーメイドに近い家づくりが可能です。
安心感とブランド力を手に入れたい人
年間6万棟前後の引き渡し実績があり、営業担当や設計士の質も安定しているため、失敗するリスクを最小限に抑えられます。
災害への強さとメンテナンスの手軽さを重視するならヘーベルハウス
「地震に強く、安心して住める家」や「建てた後の手間がかからない家」を求めるなら、ヘーベルハウスがベストな選択肢です。
重量鉄骨とALCコンクリートを組み合わせることで、災害時の信頼性は業界でもトップクラスと言われています。
メンテナンス費用を抑えたい人
60年間の無料点検(5年ごと)が標準でついているため、将来の維持管理にかかるコストと手間を大幅に減らせます。
災害への備えを最優先したい人
重量鉄骨と制震フレームによる頑丈な構造のため、巨大地震への不安を解消したい人に選ばれています。
都市部や狭小地で建てたい人
日当たりや風通しを計算するシステム「アリオス」を活用すれば、建物が密集している場所でも快適な住環境を作れます。
開放的な大空間とコストバランスを両立させるならダイワハウス
広々としたリビングを実現しつつ、現実的な予算内で満足度の高い家を建てたいならダイワハウスがおすすめです。
天井高2m72cmなどの大空間設計が得意なうえ、商品ラインナップが豊富で予算の調整がしやすいという特徴があります。
開放的な大空間が欲しい人
鉄骨の強みを活かして柱を少なくしたり、高い天井高による圧倒的な開放感を作ったりできます。
予算に合わせて柔軟に選びたい人
坪単価の幅が広く、鉄骨・木造・RCとさまざまな工法から自分たちに合ったプランを選べる柔軟性があります。
都市部で土地を有効活用したい人
スキップフロア構造などで床面積を増やす工夫に長けているため、限られた土地を最大限に活かしたい場合にも向いています。
外壁と構造の違いで「重厚感」「防災」「断熱」の優先順位が決まる

家の顔となる「外壁」や、家族の命を守る「構造」は、メーカー選びにおいて特に慎重に見極めたいポイントです。
もし見た目の好みだけで選んでしまうと、住み始めてから「メンテナンス費用が予想以上に高い」「地震の揺れが大きくて怖い」といった後悔につながる可能性があります。
3社それぞれが誇る「最強の壁」と「独自の構造」について違いを整理しました。性能とコストのバランスを見ながら、自分たちに合うものを選んでみてください。
| メーカー | 外壁素材 | 構造・制震 | 特徴 |
| 積水ハウス | ダインコンクリート | 制震システム「シーカス」 | デザイン性と重厚感が圧倒的 |
| ヘーベルハウス | ALCコンクリート | 重鉄制震・デュアルテックラーメン | 複合性能と最強の頑強さ |
| ダイワハウス | サイディング(外張り断熱) | 耐力壁「D-NΣQST」 | 断熱性と対震性のバランス |
積水ハウスなら最高級外壁「ダインコンクリート」で圧倒的な邸宅感が手に入る
「邸宅」と呼ぶにふさわしい、圧倒的な存在感とデザイン性を求めるなら、積水ハウスの技術力が期待に応えてくれます。
主力商品「イズ・ステージ」などに採用されている最高級外壁「ダインコンクリート」は、他社には真似できない彫りの深さが大きな魅力です。
ダインコンクリートには、デザイン性と耐久性を両立した次のような特徴があります。
圧倒的なデザイン性
手彫りのような深い凹凸があり、光と影のコントラストが生まれることで、建物の高級感を一層引き立てます。
優れた耐久性
熱や圧力でじっくりと硬化させる特殊な製法により、コンクリートでありながら非常に高い耐久性を実現しています。
メンテナンスの手間軽減
工場で緻密な塗装を行ってから出荷されるため、現場での塗装が不要になり、安定した品質と長期の美しさを維持しやすくなります。
また、標準で搭載されている制震技術「シーカス」も大きな強みです。
独自の制震技術
地震の揺れを熱エネルギーに変えて吸収するシステムで、建物の変形量を約1/2に抑える効果が期待できます。
繰り返す地震への強さ
一度の大きな地震だけでなく、度重なる余震からも家を守り抜いてくれるため、地震後も安心して生活を続けられます。
ヘーベルハウスなら複合性能の「ALC」で火災や災害の不安を解消できる
「火事にも地震にも強い家がいい」という安心感を最優先にするなら、ヘーベルハウスのALCコンクリートが非常に頼もしい選択肢となります。
外壁材そのものが断熱・遮音・耐火のすべての役割を果たしており、都市部のような過酷な環境でも快適な暮らしを守ってくれます。
ALCコンクリート(ヘーベル板)が最強と言われる理由は、その多機能さにあります。
驚異の複合性能
内部に無数の細かい気泡を持つ構造になっているため、コンクリートでありながら高い断熱性と遮音性・耐火性能をあわせ持っています。
圧倒的な耐火性
万が一火災が起きても燃え移りにくく、煙や有毒ガスも発生しないため、隣の家との距離が近い都市部でも安全性が高まります。
メンテナンスの必要性
ALC自体は水を吸いやすいため、防水機能を保つために定期的な塗装メンテナンスを行うことが大切です。
構造面では、高層ビルにも使われる重量鉄骨ならではの強さが際立ちます。
強靭な重量鉄骨
太くて強い柱や梁(はり)を使用することで、倒壊のリスクを極限まで抑えた頑丈な骨組みを実現しています。
制震フレームの採用
筋交いが不要な「ラーメン構造」に制震機能を組み合わせることで、大地震の激しい揺れを効果的に減らします。
ダイワハウスなら「外張り断熱」で鉄骨特有の冬の寒さを克服できる
「冬の寒さ」と「地震の衝撃」の両方に対策をしておきたいなら、ダイワハウスのXevoΣ(ジーヴォシグマ)が合理的です。
鉄骨住宅の弱点と言われる「寒さ」を克服するために、建物の骨組みごと断熱材で包み込む「外張り断熱」を標準で採用しています。
XevoΣ最大の特徴は、この外張り断熱による快適性です。
鉄骨の弱点を克服
熱を伝えやすい鉄骨を外側から断熱材で覆うことで、熱の逃げ道(ヒートブリッジ)を遮断し、結露の発生リスクを大幅に減らします。
快適な室内環境
断熱性が高いため、外気の影響を受けにくくなり、夏は涼しく冬は暖かい魔法瓶のような室内環境で過ごせます。
さらに、独自の耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」が地震への強さを支えています。
Σ形の衝撃吸収力
「Σ(シグマ)」の形をした独自の耐力壁が、バネのように上下して地震エネルギーを吸収し、建物の揺れを早く収まらせます。
持続する耐震性能
揺れによる内装や外装のダメージを抑えてくれるため、震災後も補修費用を最小限に抑えて住み続けることが可能です。
「鉄骨は寒い」は対策次第で克服できる

「鉄骨住宅は冬になると寒い」という話をよく耳にしますが、実はこれ、あながち間違いではありません。鉄は木に比べて数百倍も熱を通しやすい性質があるため、しっかりとした対策がないと外気の影響をダイレクトに受けてしまうからです。
ただ、各社ともこの弱点を克服するために独自の技術を開発しています。選び方や対策次第では、木造住宅以上に快適に過ごすことも十分に可能です。
大切なのは、メーカーごとの「標準仕様でどこまでカバーされているか」を知り、快適に暮らすために何を追加すべきかを正しく判断することです。
積水ハウスは断熱性能を高めるための「予算確保」が必要
積水ハウスで建てる場合、特に気をつけたいのが「断熱性能のグレード」です。最高級メーカーというイメージがありますが、実は標準仕様の断熱性能は業界トップクラスというわけではありません。
標準仕様のままでは、高性能な木造メーカーと比較して性能が劣るケースもあり、冬場に少し寒さを感じてしまう可能性があります。
積水ハウスで「本当に快適な家」にするためのポイントを整理しました。
標準仕様の実力値
標準的な断熱性能や気密性能(隙間の少なさ)はそれほど高くはないため、住友林業などの木造メーカーより数値が低くなる場合があります。
必須となる「課金」
快適な住環境を手に入れるには、断熱仕様を強化したり、窓をハイグレードなサッシに変更したりといった追加オプションによる性能アップが欠かせません。
最終的なコスト感
断熱や気密をしっかりと強化し、デザインも含めてこだわって作り込むと、坪単価は145万円を超えてくると考えておくと安心です。
ヘーベルハウスならALCと高性能断熱材で「二重の保温」ができる
ヘーベルハウスには、外壁材そのものが断熱性を持っているという独自の強みがあります。
コンクリートの中に無数の気泡を含んだ「ALCコンクリート」と、高性能な断熱材を組み合わせることで、鉄骨の弱点である寒さを二重のバリアで防いでくれます。
ヘーベルハウスの快適性を支える技術は以下の通りです。
ALCと断熱材の二重構造
断熱性の高いALC外壁に加え、高性能断熱材「ネオマフォーム」を組み合わせることで、ZEH(ゼッチ)基準をクリアする高い断熱性を実現しています。
科学的な環境シミュレーション
独自のシステム「アリオス」を使って、日当たりや風通しを事前に計算できるため、自然の力を上手に活かした間取りが作れます。
室温計算による窓の調整
部屋ごとの室温変化まで予測できるので、暑くなりそうな部屋の窓を小さくするなど、快適さをあらかじめ設計に組み込むことが可能です。
ダイワハウスなら「外張り断熱」で鉄骨の結露リスクを防げる
ダイワハウスは、鉄骨住宅の大敵である「結露」を防ぐ技術に非常に長けています。
柱や梁(はり)ごと断熱材で包み込む「外張り断熱」を標準で採用しているため、建物の骨組みが外気の影響を受けるのを防ぎ、家の寿命を縮める「壁の中の結露」を減らしてくれます。
ダイワハウスの断熱・快適性対策のポイントです。
徹底した熱の逃げ道(ヒートブリッジ)対策
構造体をまるごと断熱材で包む工法により、熱の出入り口となる鉄骨の弱点をカバーし、壁の中での結露発生を大幅に抑えています。
調湿と空調による補完
湿気を調整してくれる壁材「エコカラット」や空調システムを組み合わせることで、断熱性だけでなく湿度調整も含めた快適さを追求できます。
木造モデルという選択肢
もし断熱性能や気密性能をとことん追求したい場合は、鉄骨商品だけでなく木造商品(xevoGranWood)を選ぶほうが有利なこともあります。
保証期間と維持費を比べると「ヘーベルハウス」のコスパが際立つ

家づくりではどうしても建築費用(イニシャルコスト)ばかりに目が行きがちですが、本当に大切なのは「建てた後にかかる維持費(ランニングコスト)」です。
カタログに書かれた「30年保証」や「永年保証」という言葉はどれも似て聞こえますが、その中身や将来かかる費用には大きな違いがあります。30年後、60年後を見据えた保証制度の実態を整理しました。
| 項目 | ヘーベルハウス | 積水ハウス | ダイワハウス |
| 初期保証 | 30年 | 30年 | 30年 |
| 無料点検 | 60年間(5年毎) | 30年間 | 30年間 |
| 保証延長 | 60年まで延長可 | 永年保証(条件付) | 延長可(条件付) |
| 維持費の特徴 | 点検コスト不要 | 有償点検が必要 | 有償点検が必要 |
ヘーベルハウスなら「60年間の無料点検」で将来の出費を抑えられる
「住み始めてからのメンテナンスにお金をかけたくない」と考えているなら、ヘーベルハウスのアフターサービスには他社を圧倒するメリットがあります。
大手ハウスメーカーの中でも珍しい「60年間の無料点検」を実施しており、点検そのものに費用がかからない仕組みが整っているからです。
ヘーベルハウスの保証体制がコストパフォーマンスに優れている理由は以下の通りです。
60年間の無料点検
5年ごとの定期点検を60年目まで無料で行ってくれるため、将来の点検コストが一切かからないのが最大の特徴です。
30年目の集中メンテナンス
初期保証が終わる30年目のタイミングで防水や外装のメンテナンス工事(有償)を行うことで、建物の構造に関する保証を60年先まで延長できます。
資産価値の維持
長期にわたる点検記録が「住宅履歴」としてしっかりと残るため、将来もし家を売ることになった場合でも、建物の管理状態や価値を証明しやすいという利点があります。
積水ハウスとダイワハウスの永年保証は「有償メンテナンス」が条件になる
積水ハウスとダイワハウスも業界トップクラスの保証制度を持っていますが、「永年保証」を維持し続けるためには一定のコストが必要になります。
両社とも基本となるのは「初期保証30年」であり、それ以降も保証を継続するにはメーカー側が定める条件をクリアしなければなりません。
永年保証の仕組みとサポート体制の特徴を整理しました。
保証延長の条件
30年目以降も保証を延長するためには、有償の点検を受け、さらに必要と判断された有償メンテナンス工事を行うことが必須条件となります。
積水ハウスのサポート力
24時間365日対応のカスタマーズセンターが設置されており、急な水漏れやトラブルでもオーナー専用ダイヤルですぐに対応してもらえる安心感があります。
ダイワハウスの点検体制
業界最長の保証期間を目指した点検プログラムが用意されており、定期的なプロの診断によって建物の状態を最適に保つサポートが受けられます。
カタログ価格はあくまで目安。実勢価格を知れば予算オーバーは防げる

カタログに載っている坪単価は、あくまで最低限の仕様で計算された数字に過ぎません。
実際に契約する段階になると、オプションの追加や仕様の変更で数百万円単位の増額になることも珍しくありません。
契約直前になって「予算が足りない」と焦らないよう、各社の「リアルな実勢価格」と「コストがかかる理由」を正しく理解しておくと安心です。
積水は「満足度重視」、ヘーベルは「堅実」、ダイワは「柔軟性」
「大手ハウスメーカーは高い」と言われますが、その価格設定には各社の戦略が反映されています。
実際の見積もりで提示されることが多いリアルな坪単価と、価格の背景にある特徴をまとめました。
| メーカー | 坪単価目安 | コストの特徴 |
| 積水ハウス | 120〜150万円 | オプション課金で価格は青天井だが満足度は高い |
| ヘーベルハウス | 100〜130万円 | 施工エリアを限定することでコストを最適化 |
| ダイワハウス | 90〜150万円 | 価格幅が広いが鉄骨より木造が高くなる逆転現象あり |
※坪単価は建物本体価格(税込み)の目安であり、諸費用や土地代は含みません。
各社の価格設定には、以下のような明確な理由と傾向があります。
積水ハウス:価格以上に満足度が高い
こだわれば価格は上がる
標準仕様から断熱性やデザインを強化していくと、坪単価は簡単に145万円を超えてくる傾向があります。
納得のコストパフォーマンス
価格は最も高額になりがちですが、そのぶん設計力やブランドへの信頼感があるため、建てた後の最終的な満足度は非常に高いのが特徴です。
ヘーベルハウス:エリア限定でコストを最適化
施工エリアの限定
関東・東海・関西・西日本の一部にエリアを絞ることで、物流や管理コストを抑え、重量鉄骨としては納得感のある適正価格を維持しています。
明瞭な価格設定
標準仕様の完成度が高いため、極端なオプション追加が発生しにくく、資金計画が立てやすいというメリットがあります。
ダイワハウス:鉄骨と木造の価格逆転
幅広い価格レンジ
坪90万円台からの提案も可能ですが、近年は木造商品の価格が高騰しており、鉄骨よりも高くなるケースが増えています。
鉄骨のコストメリット
鉄骨住宅は工場での大量生産が可能なため、こだわって作る木造住宅よりも割安に建てられる可能性があります。
営業担当者の「提案力」と「相性」も重要な比較ポイント
家づくりの満足度を最後に左右するのは、実は担当してくれる営業担当者の質です。
メーカーごとの社風や教育体制によって、営業担当者の提案力やスタンスにははっきりとした違いがあります。
積水ハウス:プロフェッショナルな提案力
優秀な営業と設計士
営業担当者の評価が高く、社内資格を持つ設計士(チーフアーキテクト等)が在籍しているため、期待以上のハイレベルな提案をしてくれます。
顧客対応の質
24時間365日対応のサポート体制を含め、顧客を大切にする企業文化が根付いています。
ヘーベルハウス:標準化された安心感
高い顧客対応力
営業担当者の評価は4.5とトップクラスであり、誠実で安定した対応が多くの施主から支持されています。
間取りの自由度は少し控えめ
標準プランの完成度が高い反面、大幅な変更はしにくいため、ゼロから自由に間取りを作りたい人には少し不向きな場合があります。
ダイワハウス:担当者による提案の差
「鉄骨推し」の傾向
会社として鉄骨住宅を主力としているため、担当者によっては木造の知識が乏しく、無理に鉄骨を勧めてくる可能性もゼロではありません。
提案力のバラつき
設計士の実力や営業担当者の熱量によって、提案されるプランの質に差が出やすい点には注意が必要です。
口コミから見えた各社の「強み」と「意外な落とし穴」

カタログや綺麗なモデルハウスを見ているだけでは、メーカーの「良いところ」しか見えてきません。本当に参考にすべきなのは、実際に建てて住んでいる人たちの「リアルな本音」です。
3社のオーナーたちが口を揃えて評価しているポイントと、契約前に知っておくべき注意点を整理しました。良い面も悪い面も含めて、判断材料にしてください。
満足の声:営業力、安心感、開放感で選ばれている
それぞれのメーカーの「強み」が、そのまま住む人の満足度につながっていることがよくわかります。特に営業担当者の対応力や、独自の技術に対する評価が高い傾向にあります。
積水ハウスの口コミ
- 展示場での営業対応が素晴らしく、こちらの要望を深く汲み取ってくれる提案力は他社と比べても別格だったという声が多くあります。
- 外壁のダインコンクリートに一目惚れするオーナーが多く、彫りの深いテクスチャーが生み出す邸宅感に満足しています。
ヘーベルハウスの口コミ
- 独自のシステム「アリオス」を使って、日当たりや風通しを科学的に計算した提案をしてくれる点が決め手になっています。
- 「災害に強い」という安心感は何にも代えがたく、巨大地震への恐怖を払拭できる点が非常に高く評価されています。
ダイワハウスの口コミ
- 天井高2m72cmのリビングなど、鉄骨の強みを活かした大空間設計による圧倒的な開放感が好評です。
- 鉄骨だけでなく木造も扱っているため、予算や好みに合わせて柔軟な提案を受けられる点が魅力です。
後悔の声:断熱コストや担当者の質には注意が必要
全体的に満足度が高い一方で、コストパフォーマンスや標準仕様の物足りなさに関しては厳しい意見も見られます。ここを事前に把握しておけば、後悔を防ぐ対策が打てます。
積水ハウスの口コミ
- 標準仕様のままでは冬場に寒さを感じることがあるため、業界トップクラスの性能にするには断熱強化への追加費用(課金)が欠かせません。
- 同じ性能でも他社より総額が高くなりがちですが、安心感への対価(ブランド料)だと割り切る必要があります。
ヘーベルハウスの口コミ
- インテリアの標準仕様がシンプルで少し地味に感じることがあり、おしゃれにこだわるとオプション費用がかさむ傾向があります。
- 断熱性は確保されていますが、鉄骨の特性上、冬場の床の冷たさへの対策はしっかり考えておいたほうが良いと言われています。
ダイワハウスの口コミ
- 営業担当者によっては「鉄骨推し」の傾向が強く、木造を検討したくても熱心に提案してくれないケースがあります。
- 担当者の質にバラつきがあるため、提案力やアフター対応に差が出るリスクが指摘されています。
評判を比較すれば「どこにお金をかけるべきか」が見えてくる
3社の評判を分析してみると、それぞれのメーカーが「何にコストをかけているか」と「どこを妥協点としているか」がはっきりと見えてきます。
| メーカー | 高く評価されている点 | 注意すべき懸念点 |
| 積水ハウス | 営業・設計力・ブランド満足度 | 価格の高さ・標準断熱の低さ |
| ヘーベルハウス | 災害への安心感・提案の根拠 | デザインの好み・断熱の限界 |
| ダイワハウス | 大空間・コストバランス | 営業の当たり外れ(鉄骨偏重) |
比較検討中に気になりがちな「5つの疑問」にお答えします

比較検討が進んでくると、「結局のところ、どうなの?」という疑問が次々と湧いてくるものです。
カタログには載っていないけれど、契約する前に知っておきたいリアルな実情を、Q&A形式でわかりやすくまとめました。
Q1. 最終的に一番高くなるのはどのメーカーですか?
A. オプションを含めた最終価格では「積水ハウス」が最も高くなる傾向にあります。
スタート時点の見積もり金額は各社そこまで大きな差はありませんが、こだわりを詰め込んだときの「金額の上がり幅」に違いが出やすいためです。
積水ハウス:こだわり始めると青天井
標準仕様から断熱性能を上げたり、内装デザインにこだわり始めたりすると、坪単価145万円を超えてくることも珍しくありません。
ヘーベルハウス:高いけれど変動は少なめ
坪単価120〜130万円程度と元々の設定は高めですが、標準仕様の完成度が高いため、後から極端な追加費用が発生しにくいという特徴があります。
ダイワハウス:予算に合わせて調整しやすい
坪90万円台から150万円程度まで商品の幅が広いため、予算に応じたプラン調整が比較的しやすいメーカーと言えます。
Q2. 鉄骨住宅は「冬寒い」と聞きますが本当ですか?
A. 木造に比べると熱を伝えやすいのは事実なので、しっかりとした対策が必要です。
各社とも対策はしていますが、メーカーによって「標準仕様」の断熱レベルには差があるため、選び方には注意しておきましょう。
鉄骨の特性と対策
鉄は熱を伝えやすいため、ダイワハウスの「外張り断熱」やヘーベルハウスの「ALC+断熱材」のように、構造体そのものを冷やさない工夫がされています。
積水ハウスで建てる場合の注意点
標準仕様の断熱性能はそこまで高い数値ではないため、寒がりな方や快適性を重視する方は、断熱仕様のグレードアップ(課金)をしておくと安心です。
Q3. 地震に一番強いメーカーはどこですか?
A. 全社「耐震等級3」が標準ですが、構造の頑強さでは「ヘーベルハウス」が抜けています。
どのメーカーも倒壊のリスクは極めて低いですが、「揺れの抑え方」や「地震後のダメージ」に対するアプローチに違いがあります。
| メーカー | 耐震・制震技術 | 特徴 |
| ヘーベルハウス | 重鉄制震・デュアルテックラーメン | 重量鉄骨と制震で災害時の信頼性が最強クラス。 |
| 積水ハウス | シーカス | 地震エネルギーを熱に変えて吸収し、建物の変形を抑える。 |
| ダイワハウス | D-NΣQST(ディーネクスト) | Σ形の耐力壁がエネルギーを吸収し、繰り返す地震に対応。 |
Q4. 保証やアフターサービスが良いのはどこですか?
A. 将来のランニングコストを抑えたいなら「ヘーベルハウス」の60年無料点検が有利です。
「保証期間」の長さだけでなく、「その保証を維持するためにいくらかかるか」という視点で比べることが大切です。
ヘーベルハウスの強み
5年ごとの定期点検が60年目まで無料で行われるため、点検にかかるコストが一切かからない点が最大のメリットです。
積水ハウス・ダイワハウスの仕組み
初期保証30年以降も保証を延長するためには、有償のメンテナンス工事を受けることが条件となります。
Q5. 営業担当者の対応に差はありますか?
A. 顧客満足度調査では「ヘーベルハウス」と「積水ハウス」が常に上位にランクインしています。
担当者との相性は運の要素もありますが、企業文化による「傾向」は確実に存在します。
ヘーベルハウス・積水ハウス
営業担当者の評価が非常に高く、教育が行き届いているため、知識が豊富で提案力が高い担当者に出会える確率が高いです。
ダイワハウス
「鉄骨を売るのが正義」という社内文化の影響を受けることがあるため、担当者によっては提案内容に偏り(鉄骨推し)が出る可能性があることは知っておくと良いでしょう。
まとめ|譲れない「軸」が決まれば、ベストな1社は自然と選べる
どのメーカーも魅力的でなかなか選べないというのは、裏を返せば「すべての良さを求めている状態」だと言えます。しかし、予算にも土地にも限りがある以上、100点満点の家づくりというのは現実には存在しません。
後悔しない決断をするための最短ルートは、「これだけは絶対に譲れない」という優先順位の軸を決め、それ以外を潔く「手放す」ことです。
あなたの優先順位に合わせた「最善の選択肢」を、最後にもう一度整理しておきます。
デザインと自由度を最優先するなら「積水ハウス」
圧倒的なブランド力と邸宅感は、やはり他社にはない強みです。予算をかけてでも理想をとことん追求したい人にとって、最も満足度が高い選択になります。
災害とメンテナンスの不安を消したいなら「ヘーベルハウス」
巨大地震への恐怖や、将来の修繕費用の悩みから解放されます。長期的な「安心」をお金で買うことができる唯一無二のメーカーと言えます。
空間の広さとコスパを両立するなら「ダイワハウス」
鉄骨ならではの大空間を、現実的な予算内で実現しやすいのが魅力です。コストを抑えつつ、開放的なリビングを手に入れたい人に最適です。
最終的な判断は、ネットの情報やスペックだけでなく、展示場で出会う営業担当者との相性や、実際に提案される「プランのワクワク感」で決まります。
数字だけでは測れない「感覚的なフィット感」を確かめるためにも、まずは3社の提案を横並びで比較してみてください。あなたの要望に対して、各社がどのような「答え(図面)」を出してくるのか。その違いを見比べることから、理想の家づくりは動き出します。


