【北欧デザイン×耐震等級3の安心感】スウェーデンハウスで一生住める家を建てよう

スウェーデンハウスは、北欧住宅のデザイン性と、断熱・気密・耐震といった高性能を兼ね備えた住宅ブランドです。1984年の創業以来、累計で4万棟以上の住宅を全国に提供しており、業界内でもその品質と対応力が高く評価されています。

特に注目されているのが、オリコン顧客満足度ランキング「注文住宅部門」で11年連続総合1位を獲得しているという実績です。全13評価項目でも高得点を維持しており、住んでからの満足度の高さが裏付けられています。

日本は世界有数の地震大国であり、これからの住宅選びでは「安全性」「快適性」「耐久性」をバランスよく備えていることが欠かせません。スウェーデンハウスは、これらの条件を高いレベルで実現している住宅として、多くの支持を集めています。

この記事では、スウェーデンハウスの住宅性能・商品ラインナップ・価格帯・耐震性などをご紹介します。

スウェーデンハウスは性能と満足度で選ばれる住宅ブランド

出典：【公式】スウェーデンハウス

スウェーデンハウスが選ばれている理由は、高性能な住宅を提供する技術力と、実際の住まい手から高い満足を得ている信頼感にあります。見た目のデザインや価格だけでなく、「建てた後の暮らし」まで考え抜かれた設計が、多くの支持を集めています。

また、住宅性能も全棟で数値を実測し、断熱性や気密性などの性能を保証する仕組みが整っており、安心を裏付ける体制も万全です。

オリコン全評価項目で1位を獲得した実績

スウェーデンハウスは、オリコン顧客満足度®調査「注文住宅」部門で11年連続1位を獲得しています。さらに、全13項目のすべてで1位を獲得するという非常に高い評価を維持しています。

以下は、主な評価項目とその得点です。

評価項目	順位	得点
情報のわかりやすさ	1位	78.3点
モデルハウス	1位	83.9点
ラインナップの充実さ	1位	78.7点
打ち合わせのしやすさ	1位	81.3点
営業担当者の対応	1位	80.8点
価格の納得感	1位	77.1点
設計担当者の対応	1位	80.4点
施工担当者の対応	1位	80.5点
デザイン	1位	81.4点
住居の性能	1位	86.3点
設備・内装の質	1位	82.9点
保証内容	1位	82.0点
アフターサービス	1位	82.4点

出典：スウェーデンハウスの注文住宅の評判・口コミ｜オリコン顧客満足度

とくに「住居の性能（86.3点）」や「モデルハウス（83.9点）」の得点が高く、住宅そのものの品質に対する満足度が際立っています。

断熱・気密性能を数値で保証する独自制度CQ+24

スウェーデンハウスでは、全棟で断熱性（UA値）と気密性（C値）を実測し、性能を見えるかたちで保証しています。これは、「CQ+24」と呼ばれる独自の性能保証制度に基づくものです。

以下がCQ+24の主な仕組みです。

• 測定タイミング：住宅完成時に1棟ずつ実施
• 測定項目：断熱性能（UA値）・気密性能（C値）
• 測定結果の提示：数値を住まい手に開示
• 施工管理体制：全国24拠点で品質を統一管理

項目	数値／仕組み	特徴
UA値（断熱性能）	0.36 W/㎡・K（参考値）	北海道基準を超える断熱性能を目安に設計
C値（気密性能）	0.64 ㎠/㎡（実測平均）	高気密により冷暖房効率が高く快適性も向上
保証方式	CQ+24	全棟で数値計測し性能保証を住まい手に開示

多くのハウスメーカーでは「断熱等級」や「高気密」をうたっていても、実際の建物で性能を測定していないことがあります。一方、スウェーデンハウスはすべての住宅で断熱・気密の数値を実測し、品質を証明しています。

構造面では、劣化対策等級3に対応し、75〜90年の耐用年数を想定した設計になっています。

このように、客観的な数値と、住んだ人の満足がどちらも揃っていることが、スウェーデンハウスが選ばれ続ける理由です。

耐震等級3と実験実績で証明される耐震性能

スウェーデンハウスは、単に「地震に強い」とうたうのではなく、数値と実験データに基づく裏付けをもとに、耐震性能を明確に保証しています。住宅性能表示制度における耐震等級3を全棟でクリア可能な設計と、実大振動実験による検証を通じて、住まいの安全性を高水準で確保しています。

耐震等級3と制震パネルで地震に強い構造を実現

スウェーデンハウスの住宅は、建物のすべての面で強度を保つ「モノボックス構造」と、高層建築由来の制震技術「HEIMDALL（ヘイムダル）制震壁パネル」を組み合わせることで、地震エネルギーを効率よく吸収・分散させる仕組みを採用しています。

項目	内容
耐震等級	全棟で耐震等級3（住宅性能表示制度の最高等級）に対応可能
モノボックス構造	六面体で建物を支える一体構造。接合部の金物で変形を抑制
HEIMDALL制震壁パネル	高層ビルの制震技術を住宅に転用。揺れの吸収性が高い
劣化対策等級	劣化対策等級3（構造躯体の耐用年数 約75〜90年）に対応

このような構造設計により、「壊れない」だけでなく、地震のあとも住み続けられる住宅を実現しています。

震度7超の実験で建物性能と安全性を証明

出典：耐震性能｜北欧住宅について｜スウェーデンハウス＜公式＞

スウェーデンハウスでは、建物実寸大での耐震実験を実施し、構造の強さを数値で証明しています。

試験内容	詳細
実験方法	モデルハウス（2階建て）に震度6〜7相当の揺れを19回連続加振
最大加速度	約2,100ガル（阪神・淡路大震災の2倍以上）
結果	構造体に致命的な損傷なし。窓やドアの開閉も問題なし

この結果から、繰り返しの大地震にも耐える耐震性と居住継続性が実証されています。

過去の大地震で倒壊ゼロを記録した構造信頼性

出典：耐震性能｜北欧住宅について｜スウェーデンハウス＜公式＞

実験だけでなく、実際の大地震においても高い耐震性能を証明してきました。

• 阪神・淡路大震災（1995年）
• 新潟県中越地震（2004年）
• 東日本大震災（2011年）
• 熊本地震（2016年）

いずれの地震においても、スウェーデンハウスの建物で倒壊は確認されておらず、構造の健全性を保ったまま居住継続が可能だった事例が報告されています。

耐震・耐久・劣化対策を備えた長期安心住宅

スウェーデンハウスは、耐震性能だけでなく、耐久性や劣化対策まで含めた長期的な安心も視野に入れています。

• 強固な構造と制震技術
• 実験で裏付けされた数値性能
• 実際の災害での倒壊ゼロ実績
• 劣化対策等級3に準拠した長寿命設計

こうした性能が一体となることで、「安心して住み続けられる家」としての信頼性が確立されています。住宅性能に不安を残したくない方にとって、非常に堅実な選択肢といえるでしょう。

選べる住宅モデルで幅広い暮らしに対応

スウェーデンハウスでは、ライフスタイルや敷地条件に合わせて選べる多彩な住宅モデルを展開しています。商品は大きく「コンセプト商品」「セミオーダー商品」「関連事業商品」の3つに分類され、それぞれ異なる特徴を持っています。

設計・性能にこだわる高品質コンセプト住宅

スウェーデンハウスの理念と技術が凝縮された、高性能かつ高品質なモデル群です。空間設計・素材・断熱性・耐震性まで、住宅性能にこだわりたい方向けの主力ラインです。

【ビヨルク】平屋×北欧デザインの自然派コンセプトモデル

出典：Björk (ビヨルク) – スウェーデンハウスの平屋｜スウェーデンハウス＜公式＞

平屋＋北欧デザインを求める方に人気のモデルです。

• ワンフロアで家事動線が短く、生活効率も高い
• 木のぬくもりを活かしたナチュラルな空間設計
• 別荘やセカンドハウスとしても検討されることが多い

平屋ならではの開放感とやさしいデザインで、のびやかに暮らしたい方に選ばれています。

【ヒュースエコゼロ】ZEH対応の高断熱・高気密な省エネモデル

出典：HUS ECO ZERO | ヒュース エコ ゼロ

エネルギー効率と快適性を両立するZEH対応モデルです。

• 高断熱・高気密＋太陽光発電でエネルギー収支ゼロを目指せる
• 標準仕様でZEH基準を満たす、実用性の高い設計
• 月々の光熱費を抑えたい共働き家庭にも好相性

「環境配慮」と「家計の安心」を両立したい方に向いています。

【レイディアンス】都市型3階建てに対応した狭小地向けモデル

出典：響きあう、自然とモダン。都市の人生を輝かせる邸宅スウェーデンハウス［レイディアンス］誕生

狭小地でも広く、快適に暮らせる都市型3階建てモデルです。

• 縦の空間を活かした設計で、敷地の制約に対応
• 採光や風通しを工夫した明るく開放的な室内空間
• 都市部の建ぺい率・容積率に配慮した設計で建てやすい

敷地が限られるエリアでも、空間と性能を両立したい方に適しています。

【マクトⅡ】コストを抑えた基本性能標準搭載の効率重視モデル

出典：MAKTⅡ ライフプロテクションパッケージ｜【公式】スウェーデンハウス

性能・設備を厳選し、コストを抑えた効率重視のモデルです。

• 断熱・気密・耐震など基本性能を標準仕様に搭載
• 間取りや設備の選択肢を絞って検討しやすく構成
• 価格と品質のバランスを重視する方に支持されている

「迷ったらまず検討したい」基準モデルでもあります。

ゴーデン（ヒュースプレミエ ゴーデン）素材と空間にこだわったプレミアム北欧モデル

出典：穏やかで贅沢な時間が流れる邸宅。hus Premie Gården ヒュースプレミエ ゴーデン｜スウェーデンハウス

素材・空間すべてにこだわった、上質志向のプレミアムモデルです。

• 北欧建築の美意識と自然素材の上質感を融合
• 木のディテールや空間構成に細やかな工夫
• 別荘や趣味の拠点としてのニーズにも対応

暮らしの質を高めたい方や非日常を楽しみたい方に選ばれています。

自由設計とコスト最適化を両立する商品群

自由度とコストバランスを両立したのが、セミオーダー型の住宅商品です。性能基準は維持しながらも、間取りや仕様の選択肢を柔軟に調整できるため、「こだわりたいけど予算も大切」という方におすすめです。

【ヘンマベスト】コストと自由設計を両立したベーシックモデル

出典：Hemma Bäst!（ヘンマ ベスト）｜スウェーデンハウス＜公式＞

スウェーデンハウスのなかでも、もっともバランスの取れたベーシックモデルです。

• 自由設計に対応しつつ、コスト調整しやすい構成
• 断熱・気密などの性能はそのまま確保
• 家づくり初心者でも検討しやすい設計と価格帯

他モデルよりも数百万円単位で抑えられることもあり、実用性とコスパの両面で支持されています。

【サキタテ】動線設計で暮らしやすさを追求した回遊型モデル

出典：SAKITATE（サキタテ）｜スウェーデンハウスのセミオーダープラン

暮らしやすさは「間取り」で決まるという発想から生まれた、動線最適化モデルです。

• 回遊動線や生活時間のずれに対応した設計
• 小さな子どもがいても目が届きやすい空間構成
• 家事の効率と家族のコミュニケーションが両立

「暮らしを先読みする」＝“サキタテ”というネーミングどおり、日常のストレスを軽減する設計思想が込められています。

【レットナード】屋外との一体感を楽しむ自然連携型の平屋モデル

出典：屋根付きアウトドアリビング「ルフトデッキ」のある平屋住宅 レットナード誕生｜スウェーデンハウス＜公式＞

自然とのつながりを楽しみたい方に向けた平屋モデルです。

• 屋根付きデッキや中庭を中心とした一体設計
• 内と外の境界をあいまいにし、空間の広がりを演出
• バリアフリー性が高く、同居や将来の暮らしにも配慮

平屋ならではの落ち着きと開放感があり、趣味やくつろぎを重視するライフスタイルに適しています。

【ラーゴム キュービスク】小規模住宅向けミニマル設計のコンパクトモデル

出典：Lagom Kubisk（ラーゴム キュービスク）｜【公式】スウェーデンハウス

ミニマルな暮らしを好む方に向けた、コンパクトで高性能な住宅です。

• 必要な機能を効率よく配置し、空間に無駄がない
• 北欧デザインの洗練された外観と居住空間
• 単身者や夫婦2人暮らし、小規模な住宅ニーズに対応

「ほどよさ」を意味する“ラーゴム”の精神が体現されており、コンパクトながらも快適で上質な暮らしを実現する住宅です。

賃貸併用・趣味空間に対応する特化型商品

注文住宅とは異なるニーズに応える、個人投資や趣味性を重視したラインアップです。暮らしだけでなく、収益性や趣味の空間づくりも視野に入れた提案となっています。

【ラドヒュース】賃貸と自宅を両立する収益型複合住宅モデル

出典：北欧クオリティの賃貸住宅｜RAD HUS（ラド・ヒュース）

住まいと賃貸を一体化させた複合住宅モデルです。

• 1階を賃貸、2階を自宅とする住居兼用設計が可能
• 土地の有効活用を考える方、将来の家計対策にも有効
• 北欧テイストの外観が賃貸物件としても魅力を発揮

「暮らしながら収益を得る」という、長期的な視点での住宅活用に応える商品です。

【SHP ガレージ】趣味と収納に対応した木造一体型ガレージモデル

愛車や趣味を大切にしたい方に向けた、木造ガレージの提案です。

• 住まいと統一感のあるデザインで景観性も高い
• ガレージだけでなく、収納・作業空間としても活用可能
• 車やバイク、アウトドア用品などの保管に最適

出典：北欧スタイルのガレージライフ｜SHPガレージ｜スウェーデンハウス＜公式＞

ただの車庫ではなく、「趣味を楽しむ空間」としての価値を持ったガレージです。

価格相場と費用構成から見るコストの全体像

スウェーデンハウスの価格帯は、一般的な注文住宅と比較してやや高めとされています。しかしそのぶん、断熱性・気密性・耐震性といった性能面や、設計・保証の品質が非常に高いことでも知られています。

このセクションでは、実際の建築費用の目安と、注意すべき費用項目を具体的に紹介します。

延床面積と仕様別の建築費用目安を提示

スウェーデンハウスの坪単価は約87万〜120万円程度が相場です。仕様や地域によって変動はありますが、以下のような価格帯が参考になります。

延床面積	坪単価の目安	本体価格（概算）
30坪	90万〜106万円	約2,700万〜3,180万円
35坪	95万〜110万円	約3,325万〜3,850万円
40坪	100万〜120万円	約4,000万〜4,800万円

※上記は建物本体価格の目安であり、外構や諸経費は含まれていません。

実際には、建物本体が3,000万〜4,500万円前後、総額では4,000万〜5,500万円になるケースが一般的です。具体的な価格に影響する要素には、以下のようなものがあります。

• 地域差（施工費・土地条件による）
• 階数や間取り、設計の複雑さ
• 太陽光発電・蓄電池などの設備追加
• 物価や資材価格の変動

追加費用項目を把握し予算計画に反映

注文住宅の見積もりで「本体価格」だけを見ていると、実際の予算が大幅に不足するリスクがあります。以下のような費用は、ほとんどの場合で別途加算されます。

費用項目	内容の一例	目安金額
オプション費用	網戸、収納棚、照明、カーテンなど	50万〜200万円
外構工事	駐車場・塀・アプローチ・植栽など	100万〜300万円
付帯工事	地盤改良、給排水工事、仮設・電気工事など	80万〜200万円
諸経費	設計料、申請費用、登記・ローン手数料など	100万〜150万円

とくに注意すべきポイントは以下の3点です。

• 標準仕様に含まれないものが多（例：網戸や照明が別途オプション）
• 最初の見積もりは本体価格のみで提示されるケースが多い
• 契約後のオプション追加で費用が大きく膨らむことがある

そのため、見積もり段階で「安い」と感じても、最終的には500万〜1,000万円以上の追加費用が発生することも珍しくありません。

あらかじめ費用の全体像を把握しましょう。ゆとりある資金計画が、後悔しない家づくりにつながります。

他社と比較し価格に対する性能価値を検証

スウェーデンハウスは「価格が高い」と思われがちですが、性能の見える化や際立ったデザイン性・快適性を考えると妥当ともいえます。

会社名	坪単価目安（建物本体）	断熱性能 （UA値）	窓仕様	気密測定の対応状況	注目ポイント・補足内容
スウェーデンハウス	約87～120万円／坪	UA値 約0.36	木製サッシ＋トリプルガラス	全棟でC値実測（C値0.64）	北欧仕様・高性能を標準装備・性能を数値で保証する姿勢
一条工務店	約65～95万円／坪	非公表（高性能推進）	樹脂サッシ＋トリプルガラス	平均C値約0.6（基準0.7以下保証）	ZEH標準・コストパフォーマンスが高い
積水ハウス	約85～140万円／坪（推定）	UA値 約0.46	アルミ樹脂複合サッシ	標準では測定なし（カスタム対応あり）	デザイン・ブランド力優先。性能向上には追加施策が必要
ミサワホーム	約60～110万円／坪（推定）	UA値 約0.4～0.6（参考値）	樹脂サッシ中心	「気密1.0仕様」オプションあり、測定は施主負担	標準性能は無難だが、気密性能への明確な対応は限定的

表面的な坪単価だけで比較せず、中身の違いを理解することが、納得の家づくりにつながります。

高性能を支える標準仕様と選ばれるオプション

スウェーデンハウスでは、他のハウスメーカーと比べても、高性能・高耐久な設備が標準仕様に含まれているのが大きな特徴です。「本体価格がやや高めでも、オプションが少なくて済む」という意見が多いのもこのためです。

このセクションでは、全棟に標準搭載されている主な装備と、よく選ばれる追加オプションを具体的に紹介します。住宅性能を左右する項目を把握して、見積もりの比較や予算計画に役立てましょう。

主要構造と性能保証を備えた標準仕様

スウェーデンハウスの住まいは、「快適性」「耐久性」「安全性」を支える装備が標準で搭載されています。代表的な標準仕様は以下の通りです。

標準仕様項目	内容・特徴
木製サッシ	デザイン性と断熱性を兼ね備え、20分間の加熱にも耐える高耐火性を実現。高遮音性も魅力。
トリプルガラス	厚手の3層ガラス＋中空層＋アルゴンガスにより、断熱・遮音・結露対策に効果的。
ホウ酸防蟻処理	化学薬剤を使わず、長期間にわたって構造材を守る安全性の高い防蟻処理。
モノボックス構造	外周・床・天井・壁・屋根が一体となった箱型構造で、耐震等級3相当の強さを確保。
CQ+24（性能保証）	全棟でUA値（断熱性能）・C値（気密性能）を実測・表示。1999年導入の制度。
ヒュース・ドクトル50	50年間の無料定期点検を提供。2000年より全棟に適用され、長期的な安心を支える。

これらの装備は、他社ではオプション扱いとなるケースが多く、スウェーデンハウスの「性能の見える化」と「高水準な基本仕様」を際立たせています。

暮らしに直結する人気オプションと費用

標準装備が充実していても、暮らし方に応じてカスタマイズしたい要望は多くあります。以下は、スウェーデンハウスでよく選ばれるオプションと、その費用感です。

オプション項目	費用目安	備考
網戸	1万〜3万円／か所	標準では非搭載。必要な窓数分を計算。
カーテン・スクリーン類	20万〜50万円	インテリアとの統一感を出すため、建築時に導入されるケースが多い。
造作収納棚	5万〜30万円	洗面室やパントリーなどにオリジナルで造作可能。
照明器具一式	30万〜60万円	天井照明、間接照明などのデザイン次第で変動。
太陽光発電システム	100万〜200万円	ZEH仕様対応。蓄電池を含めると追加費用あり。
床材アップグレード	10万〜50万円	無垢材や特注仕上げへの変更で金額変動。

オプション選定で注意すべきポイントは以下のとおりです。

• 標準だと思っていたものがオプションだったというケースもある（例：網戸、照明）
• 後から取り付けるより、建築時に導入した方が安く済むことが多い（例：照明、造作収納）
• 生活に直結する項目を優先的に組み込むことで、満足度が上がる

全体として、オプション費用は100万〜300万円程度を見込んでおくと安心です。優先順位をつけて「今必要なもの」と「後で追加できるもの」を分けておくと、予算内で満足度の高い家づくりができます。

構造強度と快適性を両立する独自モノボックス工法

スウェーデンハウスが多くの支持を集めている理由のひとつが、独自の「モノボックス構造」にあります。これは高い耐震性・気密性・断熱性を備えつつ、自由な設計にも対応できる、非常にバランスの取れた住宅構造です。

ここでは、スウェーデンハウスの構造がなぜ地震に強く、快適で、長く住めるのかを高精度な六面体構造で他社工法との差別化を実現も交えて解説します。

六面体構造が実現する耐震性と快適性の両立

出典：耐震性能｜北欧住宅について｜スウェーデンハウス＜公式＞

スウェーデンハウスでは、一般的なツーバイフォー工法を進化させた「モノボックス構造」を採用しています。これは、床・壁・天井が一体となった“六面体”の構造で外力を分散吸収する設計です。

項目	特徴・内容
構造形式	六面体構造（高剛性モノボックス）で、地震・台風などに強い
使用木材	含水率15%以下の乾燥材で、ゆがみや腐食を防止
構造材の強度	一般的なツーバイ材の約1.6倍の強度を持つ高品質集成材
重心の安定性	床・壁・天井を面で連結し、横揺れを受け流す安定構造
設計の柔軟性	高天井・吹き抜け・大開口窓など、自由な間取りにも対応

「耐震性」「気密性」「快適性」「設計の自由度」がすべて両立しているのが、スウェーデンハウスの構法の大きな特徴です。

高精度な六面体構造で他社工法との差別化を実現

一見すると、他のツーバイフォー住宅と似ているようにも見えますが、乾燥材の厳格な管理、六面体構造、構造一体化の精度の高さにおいてスウェーデンハウスは突出しています。

メーカー名	独自工法名・特徴	特に優れている点	耐震性	設計自由度
スウェーデンハウス	モノボックス構造（六面体一体構造）	揺れを面で受け止める強固構造。高い耐震性とデザイン自由度を両立。	非常に高い	高い
一条工務店	ツインモノコック構造／外内ダブル断熱構法	ツーバイフォー改良構法で耐震性と断熱性を強化。建物が“箱”のよう。	非常に高い	やや制限あり
積水ハウス	シャーウッド構法（木造）／ダイナミックフレーム・フレキシブルβ（鉄骨）	MJ接合金物＆基礎直結などで高い耐震性。鉄骨タイプは高層仕様にも対応。	高い	高い
ミサワホーム	木質パネル接着工法（センチュリーモノコック構法）	パネルを面で接合し、外力を建物全体に分散。大空間設計と高耐久を両立。	高い	高い
三井ホーム	プレミアム・モノコック構法（規格住宅）	工場製造の箱型構造。耐震実験済。自由度と量産性を両立したモデル設計。	高い	やや制限あり

スウェーデンハウスの工法は、ただ耐震性を高めるためだけのものではありません。住まいの快適性、デザインの自由度、長期的な安心まで含めた、トータルバランスに優れた構法です。

「安心して長く住みたい」「見た目にもこだわりたい」「自然災害に強い家がいい」――そう考える方にとって、モノボックス構造は非常に信頼できる選択肢といえるでしょう。

スウェーデンハウスのよくある質問

スウェーデンハウスは北欧由来の住宅であるがゆえに、初めて検討する方には不安や疑問も多いものです。ここでは、公式サイトや実際の購入者の声をもとに、特に多く寄せられる質問をピックアップ。住宅性能・施工体制・アフターケアの3つの観点から明快に解説します。

Q1 輸入住宅は、日本の気候と合わないのでは？

スウェーデンハウスは、すべての住宅を日本各地の気候風土に合わせた設計で施工しています。断熱性・気密性はもちろん、高温多湿な日本の夏にも対応可能です。

さらに、北海道から九州まで幅広い施工実績があり、各地域の特性に応じた建築が可能です。

Q2 建築期間や施工品質はどうなっている？

品質管理体制はしっかり整っており、メーカーが仕様を管理し、専属工務店が施工する二重チェック体制を採用しています。

建築の流れは概ね以下の通り進みます：

• プランニングから契約まで：約2〜3ヶ月
• 着工から完成まで：約4〜5ヶ月

そのため、着工から完成まではおおむね半年以内に収まるケースが多く、スケジュールの安定感が評価されています。

Q3 アフター保証やメンテナンスは安心できる？

スウェーデンハウスの独自制度「ヒュースドクトル50」により、引き渡し後も長期にわたって住まいを見守る体制が整っています。

• 新築時の法律保証（10年）に加え、
• 10年目までに7回の定期点検が無料で実施され、補修も無償対応
• 10年以上経過後も、5年ごとに無料で検査対応（50年目まで）を継続

独自制度の「ヒュースドクトル50」が、長期居住における安心と快適が実現されています。

性能重視の住まい選びに最適なスウェーデンハウスの特徴と適正

スウェーデンハウスは、「長く快適に、安全に暮らす家」を重視する人にとって、非常に魅力的なハウスメーカーです。一方で、コストや設計の柔軟性には一定の傾向があるため、向き不向きの整理が重要です。

以下のようなニーズを持つ人には、スウェーデンハウスは非常に相性が良いといえます。

住宅性能を最重視する人

断熱・気密・耐震の3要素において業界最高水準の性能を実現しており、C値・UA値の全棟実測も標準対応。オリコン顧客満足度調査では「注文住宅」カテゴリで11年連続1位の評価を獲得しています。

メンテナンスや保証に長期的な安心を求める人

全棟に50年間の無料定期点検制度「ヒュース・ドクトル50」が標準付帯。修繕履歴の記録と専属リフォーム部門による対応で、生涯メンテナンスの負担を大きく軽減できます。

木の質感や北欧デザインを大切にしたい人

木製サッシや自然素材の内装を標準採用しており、デザインだけでなく住環境の質にも優れています。「木の香りが心地よい」「裸足で歩きたくなる床」といった口コミも多数あります。

一方で、以下のようなニーズが強い方は、他の選択肢を検討した方が良い場合もあります。

できるだけ費用を抑えたい人

坪単価はおおむね70〜120万円、平均93.5万円前後で、注文住宅の中でも比較的高価格帯。標準仕様が充実している分、初期費用を抑えたい方には不向きです。

完全自由設計にこだわりたい人

高気密・高断熱構造の都合上、間取りや窓の配置には制限があります。吹き抜けや大開口の設計は可能なものの、従来の在来工法に比べると自由度は限定的です。

住宅選びでもっとも大切なのは、自分たちの暮らし方や価値観に合っているかどうかです。スウェーデンハウスの住宅は、「住宅性能・安心感・デザイン性」に高い価値を感じる人にとって、長く満足できる住まいとなる可能性が高いでしょう。

気になる方は、まずはカタログ請求や展示場で実物を見学し、断熱性・空気感・デザインを体感するのがおすすめです。暮らしのイメージが持てるかどうかが、後悔しない選択の第一歩になります。